人事について考える

人事に来て数年、採用やら育成やら評価やら、色々思ったことをつぶやきます。それ以外のコトもつぶやきます。

採用も育成もマーケティング活動である

人事の話をしていても、そもそもどんな仕事があるの?ってことになるかと思うので、今回は、どんな種類の仕事があるかについて。。。

 

人事部は見ている。 (日経プレミアシリーズ)

人事部は見ている。 (日経プレミアシリーズ)

 

上記の本から引用すると、主に以下の内容がある。

  1. 社員の異動や人事評価(考課)
  2. 給与や退職金、労働時間などの社内の労働条件
  3. 労働組合との交渉
  4. 将来に向けての人事制度を企画・立案
  5. 給与管理や勤務管理、システム対応などの総務
  6. 新卒採用や中途採用
  7. 社内研修全般
  8. (再就職の斡旋)

このあたりが あるのだという。

このとき、私が今までに経験したことがあるのは、

  • 社員の異動や人事評価
  • 新卒採用
  • 社内研修全般

の一部である。私の個人の特性を考えると、上記8点の中でも、そのうちこの3点で良かったなあ、と言うのが個人的な実感である。

 

採用と育成をマーケティング活動と考える

私は元々、サービス開発兼サービスマーケティングの人間である。

その立場から考えると、採用も育成もマーケティング活動なのだ。

ターゲットがあり、チャネルがあり、施策があり、どちらもそれをどのように行うか、なのだ。

採用であれば、欲しい学生の人材像を定め、そういった人材像はどういったメディアをよく見るのか、どこに情報を置くと彼らの目にとまるのか、目にとまったときに彼らが興味を引く企画・イベントは何か?と言う活動だ。

育成は、育って欲しい方向性(経営の方向性ともつながる)があり、社内メディアや研修タイミングを利用して、どう伝えると彼らの心に刺さるか、どんな企画にすれば心が動かされるか、と言うことを考える。

 

と言ったときに、人事の中でもこの仕事で本当に良かったなあ、と思う。

上記のように捉えられた瞬間に心も楽になったし、スキルを高める気になった。

後は、やるのみだ。社会をよくするために、良い人材を採用し、そしてさらに良くなるように育てる。

引き続き、頑張っていきたい。