人事について考える

人事に来て数年、採用やら育成やら評価やら、色々思ったことをつぶやきます。それ以外のコトもつぶやきます。

今の大学生・高校生の皆さんはどのようなことを考えているのでしょうか

今の大学生の皆さんたちって、どのようなことを将来や、就職活動に対して不安に思ってるのでしょうか。また、そういった気持ちになるのっていつ頃からなんでしょうか。

私が、大学時代の頃は、そういったことを考え始めるのはやはり大学3年の秋頃になってから、でそれまではとにかく遊んで遊んで遊び尽くすような、そんな大学生活でした。

多少、テスト前は勉強頑張ったりもしましたが、将来、何になろう、どうしようなんてことは、これっぽっちも考えずに、3年になってどのゼミに入ろうかな、とか、興味ある授業を選んで取る、ぐらいのことしかしてきませんでした。大学院に入ったのも、その方が就職活動有利かな、とか、その頃が(今よりマシですが)氷河期だったのでそれを避ける、後は、当時の年下の彼女が大学に残ってよ!的なことを言ってきたのも小さくない理由の一つだったりします(大学院中に振られましたがw)。

と言うのが、およそ10年前の学部時代の話です。

が、はっきり自分でも思うのですが、これでは今やどこの企業もこのような人材を採用しないでしょう。私が、生まれ変わったのは大学院のおかげだったと今でも強く思っていて、ここで、学部の全てを取り返すぐらい勉強して(させられて)、血反吐を吐いてがんばったからだと思ってます(対した成果を出せなかったですが、、、)。

大学院に行く前後で明らかに思考の幅、ロジカルさ、周りがどう考えていて、自分がどう語るか、などがわかった気がしますし、就職活動するからには、何を語るべきかがわかったように思います。

 

と言うところで、話戻して、確かに大学院生の方たちと採用面談でお会いするときは、やはり確固たる意識を持っている人が多く、こちらが勉強になることが多いのですが、やはり学部の方だと、上記の私のような人が少なくありません。

 

私が言うな、と言う世界ではあるのですが、今の日本の状況を考えると、大学生の皆さんが、昔の私のような感じだと、かなりまずくて、何かお伝えできることがあれば、いくらでもしたい、ってのがこのブロウを書いている理由の一つだったりするのですが、かなり余計なお世話感もありーの、何か言って・伝えて変わるようなもんでもないのも重々承知している状況に於いて、では一体どんな不安や悩みを抱えているのかな、と言うことが気になったわけでございます。

 

ただ、昔のことを思い出してみると、1〜3年までは何も考えて無くて、3年生の後半になって慌てて考え始めて、まあ、とりあえず何とかなるべ、という気持ちで就職活動が始まり、、、と言う流れなのでしょうか。

もしかしたら、大学に入る高校生の皆さんたちにもっと何か伝えるべきなのかもしれないなあ、特に、文系・理系を決める(が決まる)高校1・2年生の人たちをターゲットにすると6年後ぐらいの採用市場が変わってくるのかも知れない、とか思いつつ、本当に野暮だなあ、時間かかるなあ、とか思ってしまう次第であります。

っても、高校時代に大学決めたのも、俺数学得意だし、ゲーム好きだから情報系かな、ぐらいのノリだったので、うーむ。。。と思ってしまう。ホント、運が良かったなあ。

 

と言うところで、高校生・大学生が興味ないんだとは思いますが、社会人・ビジネスの人たちと接点がなさ過ぎる、と言うことが問題なのかもしれません。いろんな大人を見て、あんな大人になりたい、と思ってもらえる事がすごく重要な気がします。

今だと誰にあこがれるんでしょうか?ソフトバンクの孫さんや、ユニクロ 柳井さん、DeNAGree、パズドラ、LINE、あたりの創業者の話とかにビットが立ってたり、話が響いたりするんでしょうか。

そもそも、彼らは、どういった情報源の情報を見るんでしょうか。

など、採用する側も学生の生態系を欲理解したい気持ちはとても強かったりします。

 

かなり、今回だらだら書きましたが、結論としては、こんな社会人とTwitterからでもかまわないので、絡んでみたい人、お気軽にお願いしますm(_ _)m